ファミコン小市民への道

プレミアソフト大検証その4
第4弾:完全コレクターズアイテム系
〜限定・非売バージョン系〜

今回紹介するのは非売品・限定品の特別バージョンで
本当の意味でレアなものばかりだ。
しかし、単にキャラクターを描き変えただけもの、
市販品発売前バージョンというのがほとんど。
ゲーム性に関わる面で改変されたものは少ない

初心者はこれらに手を出さずまず王道から押さえて欲しい。


スーパーマリオブラザーズ・オールナイトニッポン版 1986年 任天堂
市場価格10000〜?円(非売品)

ファミコンバブルが収束を見せ、専門店によって作り出された
“成り上り系プレミア”(それゆえ数が揃うとすぐに値崩れ・・・)が多い中、
代表が「メタルスレイダーグローリー」とともに本当の意味で
プレミアにふさわしい(?)と思うのが、
この「オールナイトニッポン・スーパーマリオブラザーズ」だ。

これは「オールナイトニッポン」のリスナー3000人限定!
でプレゼントされたもので、(+どうやら限定販売も行われたらしい) 
 ↑サンプラザ中野
↑ビートたけし
という具合になんと、
86年当時のオールナイトニッポンのパーソナリティが総出演している。

たんにキャラクターを描き変えただけではなく、
「スーパーマリオ1」と「2」のコースを再構成した(完全ではないが)オリジナルステージで、初期スーパーマリオの集大成といった感じになっている。
(一人プレイ専用で「2」のようにマリオとルイージに能力差があり、どちらでプレイするか選べる)

ごく、たまーにYAHOOオークションに出品されてるのをみかける。
じつはさすがの代表も、将来お金が出来たらこれは欲しいなぁ・・・と思う。

今回しぐの氏のご好意により貴重な実物写真を頂いたので、
それを掲載させていただきました。→クリック
 
入手方法 今後の価格のゆくえ(代表の個人的見解)
ネットオークション  オールドゲームブームが続く限り
値段は変わらないでしょう


■パッケージ写真(↑クリック)
画像提供:しぐの氏
(めちゃめちゃありがとう!)


マリオとルイージ選べます
ちなみにタイトルの背景が夜です


えっ?

 

 
ハイパーオリンピック・殿様版 1986年 コナミ
市場価格3000〜10000円(定価:4500円)

一時期ものすごい価格で取引されてた
この「ハイパーオリンピック殿様Ver」であるが
実は意外に数が出ていて
最近は市場にたくさん出てきたためか
結構値崩れしているのを見かける。

通常版との違い

主人公の選手(1P)が殿様に描きかえられている。
最初から始める種目を選択できる 
という2点で(→取説同封の紙

今回紹介した「Ver違い系」の中では
わりと実用的な(?)部類に入るのではないだろうか
とおもう。

陸上競技と殿様・・・このギャップは何とも言えずおかしく


■キメポ−ズ
ハイパーオリンピックというゲーム自体面白いので
個人的にヘタなキャラクターモノよりこちらの方が断然良いと思う。

ハイパーショットは既にお持ちで
コレを1000円台とかで見かけた時は購入する価値アリといっておこう。
 

  
 
殿様が聖火を持って登場 ■走る殿様

■箱に「限定版」のステッカーが
ちなみにハイパーショットは別売りです


■限定版ステッカー


↑最初から種目が選べるのだ。

入手方法 今後の価格のゆくえ(代表の個人的見解)
・オールドゲーム専門店
・ネットオークション
今の価格(3000〜6000円)で落ちつくような
 

 
Zガンダムホットスクランブル〜ファイナルバージョン〜 バンダイ
市場価格:20000〜(非売品)

以前「ただの発売前バージョンでわざわざ手に入れる意味はない」と紹介したコレ。
実はそれだけで片づける事が出来ないシロモノと分かったので報告。

古くは「ゼビウス」や「ドルアーガ」シリーズを手がけた名クリエーター遠藤雅伸氏。
(ファミコンでは「ウィザードリィ」の移植や「ファミリーサーキット」、「ケルナグール」などが有名)
「Zガンダムホットスクランブル」の制作は
その遠藤氏率いるGAME STUDIOが手がけている。
リアルタイム世代なら結構記憶に残っていると思うのだが
発売当時、「ゼビウス」「ドルアーガ」等で神格化されていた遠藤氏を大々的にフィーチャーしたプロモーションが展開され、広告やテレビCMが流れまくっていた。
しかし、肝心のゲームはというと
大味な3Dタイプのシューティング+「テグザー」もどきの横スクロールアクション
といった内容で、遠藤作品らしからぬ、やや希薄なゲーム性に
「遠藤作品だから」という理由で買った大半のユーザーからは失笑をかったという。

じつはこの「Zガンダムホットスクランブル」、世に出るまで紆余曲折があり、
バンダイから制作を依頼されて納品した作品を
小学生で組織されたテストプレイチームに酷評され
(↑クレーム付かなかったのはオープニングだけだったとか・・・)
一から作り直した結果「商品」として世に出たのが
「Zガンダムホットスクランブル」←遠藤氏の言葉を借りると「商品Z」
ということらしい。

もともとは「商品Z」にあった「テグザー」もどきの横スクロールアクション画面は無く、
3D空間をレーダーを頼りに索敵・破壊するという、
遠藤氏曰く“Zガンダムのキャラクタを使って真面目に3Dした「スターラスター」”といった感じの少々マニアックな性質のものであったらしい。←同じく「作品Z」

そうして、遠藤氏がどうしても「作品Z」の方も世に出したいと画策の末に(←ディスクカード用にプログラムしたものまで用意したということだ)ようやく実現したのが
プレゼント用・限定バージョンとしてたった1000本プレスされたゴールドカセット「ファイナルバージョン」。つまり世に出た数少ない「作品Z」なのである。
ちなみに、当時の「ファイナルバージョン」プレゼントキャンペーン広告には
“遠藤氏のコダワリによりもう一つの作品を作らざるを得なくなった。それが「ファイナルバージョン」だ”といったくだりがあったようだが、もちろん先に制作された方が「ファイナルバージョン」である

バンダイの「売れるお子さま向け商品」を生み出すための、したたかなマーケッティング戦略がうかがいしれる非常に興味深い(そしてちょっと悲しい)エピソードだ。結果として「Zガンダムホットスクランブル」(=「商品Z」)は40万本ほど売れたらしい

遠藤御大との雑談でも話題に上がったので記事を見てね。>>巨匠と話したよ
 

 
■3Dシューティング面
次々に出現する敵をただただ撃ち落とすというものではなかった


■横スクロール面
「作品Z」ではこの画面は無かった

※画面はいずれも「商品Z」のもの。

入手方法 今後の価格のゆくえ(代表の個人的見解)
・オールドゲーム専門店
・ネットオークション
そんなに変わらないでしょう。
ちなみに遠藤氏本人はオークションで高額取り引きされているのを見て
「36000円の価値はありません、きっと、絶対… 」とコメントされておりました(笑)

この記事はからす〜氏の情報提供により「2ちゃんねる」の過去ログを元に作成しました。
http://ton.2ch.net/retro/kako/986/986280815.html


 
 
グラディウス・アルキメンデス版 1986年 コナミ
市場価格10000〜?円(非売品)

“お宝鑑定番組”に登場したことで有名になったコレ。
(代表は再放送でチェックしました)

“お湯の要らないカップ麺”がキャッチフレーズの(←おぼろげな記憶です)
「アルキメンデス」という商品味がイマイチで短命だったここ参照
のキャンペーン用に作られた。

内容は・・・

パワーアップのカプセルが
「アルキメンデス」のパッケージ・・・それだけ

殿様ハイパーオリンピックのように別モードがあるわけでもない
じつはほかは「グラディウス」と全く変わらない。(あと、メッセージが若干ちがうとか)

やってみて思うのが「えっ、これだけ?」
おそらく、コンプリート系コレクター以外の人間が相場価格で買うと後悔することだろう。
完全にコレクター向け。

ゲームを楽しみたいだけならおとなしく「グラディウス」を買うべし。
(1000円以内で買えるでしょう)
 
入手方法 今後の価格のゆくえ(代表の個人的見解)
・オールドゲーム専門店
・ネットオークション
そんなに変わらないでしょう。

ギャグ以外の目的にこの値段で
入手する価値はナシ(あくまでもファミコン小市民的にね・・・)

タイトル画面
通常版と全くおなじです
←コレだけです

 
パンチアウト!(景品ゴールドカセット)1987年 任天堂
市場価格10000〜??円(非売品)

 ディスクシステム用ソフト「ゴルフUSコース」
トーナメント(ディスクファックス使用)上位入賞者と特別賞の景品(合計10000人)。
それがこの「パンチアウト!(ゴールドカセット)」だ。

そして、数ヶ月後この非売品「パンチアウト」に
新たなキャラクタ等を追加してパワーアップ、市販化されたのが
名作「マイクタイソン・パンチアウト」なのだ(景品版持ってた人悔しかっただろうな・・・)

つまり、
非売品「パンチアウト」ゴールドカセット

「マイクタイソン・パンチアウト」のプロトタイプみたいなもので

ゲームを楽しむのが目的なら無理して手に入れる価値は無いぞ
これも完全にコンプリート系コレクター向け
★マイクタイソンパンチアウト 
最近値上がり気味です 
 安いときを見計らって買いましょう 
名作
「マイクタイソンパンチアウト」
こちらを買いましょう

パンチアウト・ゴールドカセット
(この時の価格19800円)

■ゴルフUSコース広告より

 
ドンキーコングJrJr.算数レッスン1983年 任天堂
市場価格5000〜10000円(非売品)

 シャープのファミコン内蔵テレビ「C1」のオマケで付いてきた
「ドンキーコングJr」と「Jr.算数レッスン」のカップリングソフト。

「算数レッスン」は「算数遊び」の発売前プロトタイプで「算数遊び」の一部が遊べる。

コレも単にレアというだけで特筆するものはナシ。


写真では上が切れてますが
9800円でした
コンプリート系コレクター向け

 

その他
・タッグチームプロレスリング(体験版)
・迷宮組曲(体験版)

等の限定・非売品が存在するが
製品版と内容がほとんど変わらないものばかりだ
 

一部上の記事はプレイ内容はエミュレーターを使ってレポートしてます。
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