ファミコン小市民的ソフト
●中期〜後期発売4タイトル●

PCエンジン、メガドライブといったハードの登場、クソゲーの乱立などから
ファミコン市場が冷め気味だった88〜89年、
そしてドラクエ4、FF3といった数多くの名作が相次いで登場し
ファミコン最後の隆盛を見せた90年、
ココではこれらの時期の“ファミコン小市民的ソフト”を紹介する。
ウィロー 89年 カプコン

同名の映画をアクションRPG化。
さすがカプコン!といった感じの良作。

いわゆるゼルダ系で(SFC版ゼルダに近い)
ボス戦は魔法、アイテムが使えず
アクションの技術のみで切り抜けないと
いけないところが(SFC)ゼルダとの違い。

ただ、序盤からマップが広く
(村のマップはもう少し狭い方がよかった)
とくに後半はマッピングしないとちょっと辛い。

同時期に発売された「スゥィートホーム」が
プレミア化してる一方で
こちらはかなり安価で手に入る。
(リアルタイム当時は
「スゥィートホーム」も同じくらいの値段:
500〜2000円で扱われていたのだが・・・)



ダンジョン


会話


ボス戦

ちなみに
今ではありがたい(?)パスワードコンテニューだ。
文字数が比較的短いのも嬉しい。


 
ファミスタ’90 89年 ナムコ バッテリーバックアップ

言わずと知れたコンピューター野球ゲームの金字塔
「ファミスタ」シリーズ。
86年の「プロ野球ファミリースタジアム」登場以来、
93年発売の「ファミスタ’94」までマイナーチェンジして毎年発売された。

野球ゲーム全般に言える事だが出荷数が多いため、
現在中古市場で捨て値同然で扱われていることが多く、入手は容易だ。

どれを購入するか?
「好きなチームが優勝した時のバージョン」など
基準として色々考えられるが
1本で長く遊べるという基準で代表がぜひオススメしたいのが
この「ファミスタ’90」である。

シリーズ中、球場の種類が最も多く
最大6チーム、9試合までのリーグモードもあり
一番多彩な遊び方が出来る。
(そのデータはセーブできる・・・電池が残っていればの話だが)
イニング数などのコンフィグ機能もあるので
大勢集まった時の接待用にもつかえそうだ。

唯一不満なのは威厳の無いBGMか(やっぱり初代のが懐かしい)。
 



現実もこうあって欲しい
  ●豊富な球場(シリーズ中最も豊富だ)

■どうむ球場
ドーム球場。標準的な大きさ


■ふぇいふぇい球場
レフトフェンスが異常に高く
球場自体も平行四辺形


■ところざわ球場
標準的な球場


■だいそうげん球場
異様に広く
ライト、レフトのフェンスが無い


■かせんじき球場
狭い・・・


■たからづか球場
ラッキーゾーンがある

 

 
水滸伝天命の誓い 90年 光栄 バッテリーバックアップ

光栄「歴史シミュレーション」シリーズの中で
次々と続編が発売されて華々しく発展している
「信長の野望」「三国志」シリーズと比べると、
どちらかといえば印象の薄い「水滸伝」であるが
(SFCでは発売されていない)
じつは「信長の野望」「三国志」の
オイシイ所を取り込んで上手く昇華させた
隠れた名作だ。(寄せ集めと言えないことも無いが)

他の歴史シミュレーションシリーズとの
大きな違いは
・目的が全国統一ではなく、

悪玉「高イ求(コウキュウ)」を倒す事である点
・タイムリミットが設けられている点である。
どちらかといえば
早解きに重きが置かれてるのだ。

そのため、
「信長」に代表される全国統一モノ特有の
終盤にさしかかると
自軍の勢力が強大になりすぎるゆえ
対決する相手がどんどん弱くなる・・・
という最大の欠点がこの「水滸伝」では
ある程度、緩和されている。
(つまり、後半になってもダレないの)

ファミコン版は
インターフェイスが若干不親切なところや
ステータス画面の呼び出しが遅い等の
欠点もあるが、1度お試しあれ。

完品またはマニュアルとセットでの購入を強く勧める


●メイン画面
プレイヤーは
約10人の好漢の中から1人選んで
高イ求討伐を目指す。


●兄貴!
こんなマッチョな概念が
代表は好きだ・・・


●イベント
猛獣討伐で名声を上げる


●HEX戦
妖術なんてものも使える
これも原作が物語ゆえ

ちなみにPSとサターンでリメイク版が発売されている。
こちらの方がファミコン版よりインターフェース関係が改善されて
遊び易くなっており、処理速度も速く結構安価で手に入るので、
本体をお持ちならこちらの方をオススメする。
(基本内容はファミコン版と全く同じ)

注:この作品、勝手に89年モノだと思ってチョイスしたのですが
90年発売でした。でもそのまま載せました。
 


 
ウルティマ聖者への道 89年 ポニーキャニオン バッテリーバックアップ

迷作「ウルティマ恐怖のエクソダス」の続編、原作「4」の移植だ。
(↑注:原作は紛れも無くゲーム史に残る偉大なRPGですよ)

大雑把な作りで大半の期待を大いに裏切った前作とは違い、
本当に同じメーカーが作ったとは思えないほど格段にクオリティが高い。
スタッフは一新されているようだ(笑)。

ポニーキャニオンが前作「ウルティマ恐怖のエクソダス」でやろうとした
“ドラクエのクオリティでウルティマをつくる”という意図が(←賛否が分かれるところでしょうが)
本作でようやく実現されている、という印象だ。

ちなみに本作発売当時、ファミ通のクロスレビューで森下真理子が
「前作で裏切られた人も絶対納得するはず」なんて
無責任な事を書いていたのを覚えている(笑)。
(前作の発売時、編集者全員がベタ褒めしていたのだ→エクソダス・レビュー写真)

個人的に本作でのドット絵は
ファミコン史上1,2を争うクオリティだと思う。
それくらい細かい所まで配慮が行き届いている。

大きな敵を倒すというものではなく、
6つの徳を高めて聖者(アバタール)を目指すという内容で
プレイヤーは常に品行方正でなければならないのだが、
盗みをしたり、町の人に攻撃したりと、
悪い事も出来るようになっているところが非常にオシャレだ。
そこに魅力を感じるかどうかで評価が大きく分かれるところだろう。

前作では攻略本無しでは解けそうにない突拍子も無い謎が随所に見られたが
本作ではダンジョンのマッピング、情報のメモさえしていけば
十分に自力クリア可能だ。(それでも難易度はやや高め)

  


戦闘

フィールド

ダンジョン

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