高齢猫用キャットフード

猫は、1歳でほぼ骨格が作り上げれられます。人間の年齢にすると15歳ぐらいです。そして、2歳で人間の24歳ぐらいになり、その後1年ごとに人間のおよそ4倍の速さで歳を重ねていきます。キャットフードの年齢の区切りでは、7歳以上が「シニア用」になっています。7歳は、人間では40歳代後半になりますが、シニアと呼ぶには早すぎる気もしますね。

猫も人同じで、10歳でも元気なネコちゃんもいれば、ショボショボ年寄り臭いネコちゃんもいます。個体差や食生活、環境などによって老化も異なってきます。一般的には、7歳から10歳が「高齢猫」と判断して良いでしょう。

11歳ぐらいからは、「毛づくりする回数が少なくなり、毛の艶がなくなった」「筋肉が少なくなり痩せた」「歯が弱ってくる」「あまり動かない」などの症状が出やすくなります。

高齢になると様々な病気の危険性が高くなるので、愛猫の体調変化には注意が必要です。特に、急に痩せたり、尿の回数や量が増えたり、水を多く飲むようになった場合は、腎臓病の疑いがあります。体重の変化をチェックすることも大切です。その他、「ガン」や「糖尿病」、「高血圧」「尿結石」「歯周病」「認知症」などのリスクも高まります。愛猫の様子を観察して、おかしいと感じたら獣医さんに相談しましょう。

高齢猫のキャットフードのポイントは、「低カロリー」で「穀物が少ない」ことです。

高齢になると、運動量も少なくなります。新陳代謝も落ちてくるので、成猫用のキャットフードではカロリーオーバーになってしまい、肥満のリスクが高まります。そのためには、低カロリーのキャットフードが不可欠です。また、消化器官も衰えてくるので、穀物が多く含まれているものも避けた方が良いでしょう。猫は肉食なので穀物の消化が上手にできません。できれば、「グレインフリー(穀物不使用)」のものがベストです。

低カロリーでも、栄養がしっかりと摂取できるものを選びましょう。特に「良質なタンパク質」が必要です。動物性のタンパク質なら、視力の低下や心筋症の予防に効果のある「タウリン」も摂取できます。

さらに、「カルシウム」も大切です。老齢になると骨をつくる力が弱くなり骨の密度がスカスカになってきます。そのためにも十分なカルシウムが必要です。また、カルシウムの吸収を促す「ビタミン」も取り入れるのがベストです。

愛猫が、いつまでも健康で長生きして欲しいと思うのは、飼い主なら誰でも願うことです。そのためにも、良質な高齢猫用のキャットフードを選ぶようにしたいものですね。